三食昼寝無為徒食

世の中に寝るより楽はなかりけり

ニセモノビール4本と本物ビール2本の選択とは

お恥ずかしい話だが。
毎晩、晩酌は欠かせない体になってしまった。
休肝日などどこ吹く風である。


いやなに。
晩酌と言ってもニセモンビール(第三のビールとも言う)の、350mlのアルミ缶を、ほんの4本ほど飲むだけ(アンタ、多いやろ)の小市民の密かな楽しみに過ぎない。

 

けれども。

 

ここに大きな問題が立ちはだかってきた。
所謂、ビール腹という現象が、人前でごまかせないレベルまでに達してきたようなのだ。今日、会社の同僚に「ずいぶん出てきたなあ」と手前のせり出してきた腹を指さされてしまった。

 

ほんの少し前なら、人前ではお腹を少しへこませればそうは目立たなかったはずなのに。そんなに目立つのか、と愕然とした。

 

私は晩飯の時、ほとんど炭水化物を摂らない。
つまり、炭酸で満腹になってしまい酒のつまみだけで満足してるのだから、これでビールの(止めることが出来れば苦労はない)量を少しばかり減らすことが可能なら、この醜くせり出した腹ともオサラバできるかもしれないのだ。

 

妻が非常に魅力的な提案をしてきた。

曰く。
ニセモンビールを4本飲むのだったら、本物ビールの2本ではどうか?という、まさに私の心を、魂を揺さぶる、或いは弱点を的確に突く本質的な提案である。

 

うーむ。

 

長考することしばし。
「一晩考えさせてくれ」と言い置きその場を離れたのだった。
一晩考えるほどのことではない、ということは重々承知しているのだが。